2009年12月14日月曜日

感謝

動画をご覧いただきありがとうございます。
yumikoです。

たくさんの方に再生していただき、それに伴い幾つかの質問コメントを
みかけました。 この場で、今回このようなイベントに参加させていただいた
経緯を少しお話したいと思います。



はじめに

ビデオの紹介の中で私が外国人のような記述がありますが、
私はフランス在住の日本人です。 舞踊家として様々な活動をしています。
普段はこういったオーディエンスを意識した大衆的 パフォーマンスをすることが
一切ないので、自身も戸惑い反面大変楽しんで演らせて頂きました。


初音ミクを演じるにあたって

このイベントは私の友人が主催しているもので、彼の依頼によりショーケース
の実現に至りました。 内容は"旬なポピュラーカルチャーを題材とした出し物を
して欲しい(できればコスプレ)"とのこと。
個人的に、著作権騒動やキャラクターの形成経緯、社会での取扱われ方
などの理由でボーカロイドの存在に興味があったので、
コンセプトとして面白いと考え"初音ミク"を選びました。

構想の段階で、私自身のキャラクターや身体的コンディションから選ぶべきは
MEIKOさんだろうと提案しましたが、主催者側より"キャラがマイナーすぎる"
というノーサインが出たためミクちゃんに決定しました。

とはいっても
この骨太で筋肉質の身体では彼女の儚い透明感を表現するのは無理だと
考え、"ならば2頭身化!"と若干目指す方向を変えることにしました。
トップもスカートも無機質感を出すために、カラーリングの上に布用のニスを
かけています。 爪でたたくと音がでて、全てのパーツが直立します。
素材の硬さを利用して、幼児体形に近づけようと試みました。

体型について沢山のコメントを頂いていますが
自分にとってのベスト体重を基準にして、大げさな減量は考えていません。
初音ミクというキャラクター上"痩せてから出直せ"の声はごもっともです。
これには本当に申し訳ないです。ごめんなさい。


ショーケースについて

私、準備というものが苦手でございまして、当日の昼まで衣装製作に追われ
肝心な振りが頭に入っていないのがバレバレでお恥ずかしい限りです。
個人的に残念だったのは、 "後ろのスクリーンにオリジナル流星群の動画を
映写できないか" 主催者側にかけあってみたのですが、会場の都合上実現
できなかったことです。
このように反省点はいくつもありますが、すべてが終わった今重要なことは
現実を認めることだと考えています。 撮りなおしを含め、モンタージュや
エフェクトで誤魔化すことは簡単ですけれど、でもそれは"ありのまま"が重要だ
と考える私の信条に反するので、
あえて全てノーカットでアップロード するようにお願いしました。

余談ですが、、、
この日のセットは、この流星群の前に1曲この後に3曲合計5曲です。
放置プレイ中のおねぎは流星群以外の曲で使用しています。

会場の観客には簡単なキャラクターとニコニコ動画の紹介をしてあります。
知っている人はかなり興奮気味に、知らない人もそれなりに、
反応を見る限りは楽しんでいただけたみたいです。
すごーくではないですが、盛り上がりました。

日本人の印象について心配されてる方がいらっしゃいましたが、
大体彼らはそんなに他人のことに興味がありません。
寧ろ、出来たか出来ないかの結果よりもそれを実行した行動力に
敬意を表する傾向にあります。
ということで、ご心配には及ばないでしょう。


ニコニコ動画のアップロードについて

私にとっては、ここにアップする"アクション"こそが大切でした。
ここで"人々に定義づけられ形成された初音ミクというキャラクター"の
二次三次創作。 その存在は現代社会の新しい人間関係の在り方を
考えるにあたって大変興味深いもので、 ここで生まれたものをここに還す
作業には、 製作のリンクと可能性を繋げていくという
大切な存在意義があると考えます。
とはいえ、こんな粗末なものに仕上がるとモチベーションも下がるもので、
アップするか否か悩んだのですが、あげさせていただきます。

最後に

どんな意見であっても、
視聴者の反応を製作者側が直接受け取ることができるのは大変
素晴らしいことです。
コミュニケーションにおいて誰かの反応ほど貴重なものはありません。
こうしてコメントをいただいたり、わざわざここまで私の下手な言い訳を
覘きにいらっしゃったこと、心の底から嬉しく思っています。
本当にありがとうございました。


それでは、この辺で。



yu

活動形態と内容と名義

今年も残すところ半月程となりました。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。

yumikoです。


このブログは、yumikoとして何か新しい動向がある度に、
『あとがき』程度ではありますが、正直な私の感覚を形にする「機会」になっていた
大切な存在です。

今回の記事は、直接何かの反省。というわけではありませんが
どうしてもyumikoという登場人物の扱い方について
お話しする機会を持ちたいと考え、こうして更新しております。

ここでの私を、演者のyumikoではなく、
一人のクリエイターとして見ていただけたら幸いです。


私は価値観として、ネームが直接バリューを左右するとは考えておらず
まったく「名前」というものにこだわりません。
普段の生活の中から、芸術活動ないしダンサーとしての活動
友達の間のニックネームにまで、様々な名詞を使っています。

強力なメディアの影響からか、私たちは「固有名詞」の持つ影響力に対して
(所謂ステレオタイプ的発想に対して)
熟考しないまま自己の中に流し込むか、はたまた過剰に反応するのか。
どちらにしても「無意識」の中で、その異物に対する処置方法を
多大なエネルギーを使って探求しているように思うのです。

私は、自然でいたいと思うので、
名前の多様化もニュートラルな存在を目指す中で必然的に増えた
私なりの処置方法なのかもしれません。

「常にマイペースに進めて行きたい」というのが本心なのですが、この度
yumikoの活動の延長から、「yumiko」の趣旨とは異なった活動をすることになり
これにはこれの新しい固有名詞が欲しいと考えたのと同時に、
決して「Yumikoさん」と切り離すことができない内容なため
こちらで一応のこと、ご報告をさせていただくことに致しました。

ご理解の程、どうぞよろしくお願いいたします。

来る12月29日ニコニコ動画でご活躍中の、
愛川こずえさん、いとくとらさん、ミンカ・リーさんが出演する
「DANCEROID」DVDが発売になります。

こちらで私は、オリジナル楽曲のための振付を提供させていただきました。
名義は「MTP」となります。裏方、製作者としての名前です。

企画自体の形態の自由さに面白みを感じたことは勿論ですが、
この作品に関わることを決めた一番の動機は、
プロジェクトの中で、何かが活き活きしているのを感じたからです。

限られた時間で、彼女たちと何かを共有してみたいと思い、
またそれを着実に実現しているように感じています。
みんな本当によく頑張っている大事な妹です。

彼女たちのプロジェクトは、この年末に向けて活発になってまいります。
DANCEROIDをどうぞよろしくお願い申し上げます。






ちょこっと一旦、今までニコニコ動画で「演者yumiko」としてやってきた一連の
二次創作活動とは離れますが、変わることは重要なことですし、楽しいしネ!
いつでも常に、変わり続けたいと願っています。



・・・・・・・・そんな感じで、

みなさま
merry Xmas!! and よいお年をお迎えください!




ありがとうございました。

yu

2009年10月8日木曜日

hello,planet

みなさんご機嫌いかがでしょうか。
yumikoです。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
この度「山p」名義でまころんさん(mylist/4823858)の動画の
制作に参加いたしました。

自身の思惑もありyumikoとしての声明は控えるつもりでいましたが
当初の構想とは大分違う状況の現在。
そのズレから多くの疑問符が飛び交うのを目の当たりにして、
これはハッキリと正直に自分の考えをお話しする姿勢があった方がいいか
と考えました。

都合によりこのような時期になったことをお詫びいたします。

どうしても気になる方へ向けての「質疑応答」です。
そのため、かなりパーソナルな内容を含めて詳しく話しています。
無駄に長いものになりましたが、多くの疑問に対する「答え」として
どうぞご理解くださいませ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Q 動画の感想

色々思い出しながら、考えながら、単純に感動しました。

自分の動きが分析されることを踏まえて動く、
かなりの重荷があったと思います。
本当に丁寧に一つ一つ確認しながら動いていることがうかがえて
「伝える」ために頑張ってくれたのだろうと感じました。

あまり多くの言葉をならべて嘘臭くなるのも嫌なので
これ以上は省略させていただきます。

個人的には、曲の世界観もあって
児童向け哲学書みたいな雰囲気に仕上がったと思っています。
簡素な動きにたくさんのコードをつめた、すごくお気に入りの作品です。

私のパートに対する反省として。
「まっすぐ」な誠実さや優しさもまころんさんの一面に違いないと
思うのですが、もっと彼女自身が自由に感じられるはっちゃけた
お茶目な遊びが欲しかったかな・・・と思います。

ま、そういうのはまた別の曲で別の機会に・・・



Q 選曲について

はじめは、まころんさんがよく聴く曲のリストから選出をする予定でした。
なかなかコレという曲が決まらず、同時に私のほうでもイメージに合う曲を
探していて、丁度この曲にピンときたのでどうだろうかと提案したところ
とてもよく知っている+賛成!との返事をもらい、この曲に決めました。

ささくれP、素敵な曲をお借りしました。ありがとうございます。
この曲じゃないとできないことがたくさんできたと思います。
本当に楽しかったです。



Q ダンスのスタイルについて

私たちは知覚や認識をアウトプットする(表現する)時に普段「言語」を使います。
多くの人にとって言語が表現の第一手段なので、慣れとともに
意識して使わなくなり、その力を過信して・・なんてことがよくあります。
しかし所詮は「言語」自体が「定義を共有する」ことで成り立っているわけで
二つの意識の間で着実に近づきながらもどこまでも交わることのない
反比例のグラフのような無情の存在だと思うのです。
現実には勿論、
それでも厳選された言葉で核心を突くための表現が必要になるシーンもあるのですが
私はそんなところを目指すよりも、使いやすく使い慣れた、純粋で曖昧で簡単な単語に
魂を籠めることのほうがずっと魅力的だと思います。

なんなら文法が誤っていても全然構わないのです。
バリューはそんなところにありません。
例えば、自然と同じ単語を繰り返して使うことも「人格」の内であり、
その人が何かを発信する時それはキャラクターという大切な要素になると
思っています。

私がニコでつくる運動パターンは、自身の価値観、思想、哲学(パーソナリティ)
そのものであって、言うなれば皆さんにとっての「日本語」のように
考えていただいて間違いはないと思います。
そこには言語のように「共有するための明確な定義」はありませんが
確実にメッセージがあります。
重要なのは、この意思なのだと思います。
外国語をいくら流暢に話せても伝えたい内容がなければ意味がないのです。

舞踊でさえも言葉やファッションと同様TPOに合わせてスタイルを変えること
(視点を変えられるキャパシティ)が重要なのだと思います。
ステレオタイプ的な、一般にイメージする"ダンス"の再現のためのダンスほど
くだらないものはないと私は考えます。

勿論、制作中一つのまとまりとしての(曲単位など)バランスチェックも
行いますが、この「人格」を最後まで大切にするように気をつけています。



Q 振付について

価値観のベースとして
私は普段から「あるべき姿」を大切にしています。
例えば、この企画の最初のチェックポイントは「利き手」についてでした。
自身は右利きなので、当然のように右利き用のパターンをつくります。
まころんさんも右利きなのでそのまま振りをうつしました。
(左利きの方は是非反転して、踊りやすくしてみてください。)

今回♪ハロープラネットを踊るために、まず
チップチューンの音が与えるイメージをとりあげました。
そのポイントをおさえながら、実際に運動パターンを組み立て始め
できるだけシンプルに余計な動きを入れず曲の世界にシンクロ
させることに努めました。
また、今回インタープリターがまころんさんなので、
今までの彼女の動画を資料にして「どんな動きが動きやすい(にくい)
自身の性格としっくりくる(こない)」等のリサーチを徹底して行いました。
私としては、彼女自身が動作のなかで「嘘」をつかなくていいものを
心から楽しめるものを創りたかったのです。

歌詞と世界観については
「言語」を「言語」で説明することになるので控えます。

ま、あれです。
私は悲しい顔をして「悲しい」を表現する人を絶対信用しません。

『追記:
上のコメントについて難解だとの指摘をいただきました。ありがとうございます。
これは、「なんで悲しい曲なのに笑顔なんだよ!」の問に対する私の価値観です。

ここでの「表現する」は、表現行為=アイディアのフィルタリング
つまりインタープリテーション(解釈とその表現)のことです。
純粋に感情を表現することではありません。
振付の話をしていた延長だったため、基礎部分の説明が疎かになりました。
失礼しました。   』




Q なぜまころんさんなのか

単純に、生活の中でアイディアを共有できる人に出会える確率は低いのです。
例えば、「捻る運動です。腕を水平に振って、首も一緒に良く捻ります。」
これは音楽体操の口頭説明の一部なのですが、テキストに忠実に従いながらも
私たちが良く知っている原型とはまったく違う斬新な動きを創ってください。
とお願いしたときに、
まころんさんからはおっかしな動きが返ってきます。

そういうことです。

私は、「近づいてみたいもっと知りたい」と思う人に出会った時
あなたのここが好きなのだと言い続けます。
それは第三者に対してみせる私の姿勢ではなく
「私がどれだけ興味を持っているか」を彼女自身に伝えるためです。

私にとっては、何をするかよりも誰とやるかの方が重要で
「誰かに私の運動パターンを踊ってほしい」と以前から真剣に考えていた
わけではありません。偶然出会って、色々な話をして。
その時「この人と何かやりたい」と思ったから、アイディアが生まれました。

人格を通して信頼できる強いつながりを持つことが、
誰かと一緒に創ることの最大の喜びだと思います。
機会は今かneverかですから
だから、やれることは全部やっておかないと。
パーティーは一番最後に眠りについた人の勝ちなんですって。
ね、まころん。



Q 可愛いっていわれんのが嫌とかどういうことだこのアマ

あら、なんですか。そんなこと言った人がいるんですか?
女の子でしょう?酷いひねくれ方ですね。可哀相に。

冗談す、先輩。

てか、私は別にこの単語が嫌いなわけではございません。
実際は結構使ったりもします。
この単語に限らず理由があって意識的に避けている
単語ってのはありますけれども、
そういうのは全てそのモノが嫌いなのではなくて
その単語をとりまくエピソードが嫌いなのであって、
単語にはなんの罪もないですよね。本当。

かわいい、に関しては「安っぽい形容詞」ってカテゴリに入るので
使うのを避けています。
そのカテゴリに大事な何かを入れるのが既に失礼に値すると思うので
本当にかわいいと思うものには特に、超かわいい、とか言いません。



Q まころんをたぶらかしやがって、全部お前のせいだ。

本当に、そのとおりですよね。
ごめんなさい。反省してません。

いや、すっごいしてるんだけどしてません。

例えばですね、
頼み込まれて乗り気じゃなかったけど最終的にはやりました。
だとしても、最後に選択したのは自分なのだから、
すべて私自身に戻ってくるものだと、怒られんのは私だと覚悟しています。
だから、後悔しそうなことはやらないし、やると決めたら全力でやります。

正直、怒られるその瞬間は
誰が提案したのかなんてどうでもいいのです。

まころんさんと様々な題の話をするなかで
こういった"経験値"みたいなものをシェアできる感じがしました。
               勝手に。

私はまころんと色んなことを一緒にやってみたいと思います。
やるかやらないか それはまころんさんの選択ですし
何にしたってちゃんと腹を割って話し合える関係だと思ってます。
               多分。

あれ、ちょっと不安になってきた。

そんなわけで、私が勝手に謝っちゃいけないと思うのです。
私が決めたことに関しては私が対応しますが
まころんが決めたことに関しては、一切コメントできません。
それが私の友人に対するリスペクトの形です。



はーい、今さっき「お前の腹はもう割れてんだろ」とか思った人
ちょっと生徒指導室まできなさいね



Q あたしにも振付つくってください

意味のないもの、安いものは創りたくないので、
今直ぐ「うんいいよー!」とは言えないのだけど、
そこに興味惹かれる面白そうな何かがあるならば
why notです。

まずは、いいお友達から、はじめましょうか。ね。
で、具体的なことは仲良くなってから考えましょう。



Q てかなんで、山田名義なんですか。面倒くさいんですけど。

ねー、本当。
こっちも面倒臭くなってきました。すいません、あはは

当初、今までと違う新しい"アクション"を起こすのに
yumikoのネームバリューを使いたくなかったので、
動画のクレジットではyumikoの名前を伏せるようにお願いしていました。
(この時はまだ山田というキャラを想定してはいませんでしたが)
yumiko以外の名義を作った最大の理由はこれです。

現実には色々事情がありますから、もちろん最終的に今のかたちで不満はありません。

まころん生放送のゲストにyumikoとして出たことも
全てがごちゃ混ぜになった原因でしょう。
「機会はそう巡ってくるものではないのだし、まあ楽しいならいいか」と
私ちょっとズルズルしちゃいました。えへへ。
結局楽しかったので全く後悔はないのですが、確かに、動画の発表までの
プロセスを考えればちょっと中途半端で残念だったかもしれません。

(ただ極度の飽き性と超適応能力が主な成分である私個人にとっては、
最初に目指していた方向に収まっちゃったりしたら全然面白くないので
大歓迎です。計画破綻とかコントロール不能とか。)

そんでまた、私はその残念な感じこそ「山田さん」なんだと思います。

一定の間、yumiko活動で「実験の姿勢」を貫くことで
「コミュニティ(ニコ動)」内ではだんだん異質な存在として定着してきます。
そうなると特別扱いされるのが本格的に苦痛になり
「だったら普通のニコ厨になりたい。それにはyumikoは重すぎる。」
これが山田さん(キャラクター)が生まれた理由の一つです。

山田というのは何から何まで中途半端なキャラクターで
不真面目でやり遂げない。をモットーにしていて、
救いようのないグダグダそのものがコンセプトです。
一つ一つに理由を探すyumikoとは対極で、しかしながらこれも私の人格の一部に
変わりなく、私はそれを他人に見せることになんのコンプレックスもありません。

yumikoを知らなくて山田を知ってる。そんな方がいてもいいのではないでしょうか。
yumikoは嫌いだけど山田は好感もてる。逆も然り。いろんなパーセプションが
あると思います。両方知っていて両方に好感が持てない人にとっては
「yumiko」を「叩く」いい燃料になるでしょう。
それでいいんだと思います。それが、いいです。

自分も他人も騙したくないので、普通にすっごいダメな部分もみせて
それで思いっきり怒られたほうがスッキリで好きです。


今後必要になればまた新しいキャラをつくるかもしれません。
どれもひとつのキャラに過ぎず、
私という人格の一片をデフォルメさせた虚像なので。
あんまり信じないでください。

※ちなみに山pは元々まころん動画クレジットのための名義でした。
これが「山田」の名前の原型です。
今となっては残念ながらごちゃ混ぜなんですが。ごめんなさいでした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いやあ、にしても馬鹿みたいに長かったですね。
お疲れ様でした。
今回はここまでです。




モノは主観でみたいようにみえるものだと思いますので
誤解やすれ違いは仕方のないことだとも思います。

それをふまえて、みなさんの感想や疑問をきかせていただければ
私が足りない箇所を自覚するために大変参考になりますので、
どうぞよろしくお願いします。


yu

追記!※感想、質問はコメント欄ではなくぜひメールでお願いします。
なお、この追記以前にコメントをいただいていた方々には
大変ご迷惑をおかけいたしました。
深くお詫び申し上げます。

2009年6月14日日曜日

nostalogic

※直接このページにいらっしゃった方へ
私がニコニコ動画に動画を投稿するようになったきっかけは
こちらのページにまとめてあります。
http://aqwsedrftgyh.blogspot.com/


あれですよね、私は絶対おしり派なんですけどね。
yumikoです。


今回は新しい企画で、キャラクターを変えました。女性像ついて
(メディアが与える影響と女性自身の思考と選択、急速に変化する
ビッチ※1という単語の意味と定義的発想(諸外国と日本での差異) )
などに興味があり、心機一転新しいアイディアでいきました。
今回は、振付よりもイメージが先行しているように見えると思います。
熱いうちに云々と、手をつけてみたのはいいものの。
それを具体化する段階で、私の側で明確になっていないメッセージが
明らかな迷いとなってイメージに現れているため、
当初コミュニティ限定公開にする予定でしたが
次回がいつになるかわからないのでこのまま一般公開します。

work in progressということで、よろしくお願いします。


振付ポイント

衣装の影響もあり、私はこういった雰囲気で踊りましたが振付自体は
可愛くもいけるように作ってあります。
ミクの時には避けていた手先の動きが加わりまたステップが少なめですので
踊る人物のキャラクターによってかなりヴァリエーションが広がると思います。
みなさんの独自の解釈でもって踊っていただければ幸いです。
ちなみに、出だしはやっぱりフリーパートです。


ご視聴、ありがとうございました。

yu
.............................................................................
追記: 
※1驚くほどビヤッチという単語だけが一人歩きしているようで、
一般的にどれほどショッキングなものなのか改めて考えています。
今回私は、別にこれをテーマとしてるわけでもbeing bitchを
追求しているわけでもありません。
デリケートな話題なので、できるだけ誤解がないように
"明確になっていないメッセージ"について付け加えておきます。
私の個人的な見解です。

-変化する女性像と俗語について
近年この単語は(勿論シーンによって用途も意味あいも違うため、
他の俗語同様十分注意が必要ですが)考慮に値するニュアンスを
含むようになってきていると思っています。
2000年以降、女性の社会的立場と共に女性像は大きく変化し
チョイスという現実的なキャパシティーを手に入れ、それらは
これまでpunkとしてしか扱われなかった「態度」が
敬意をも含んだ"自身の選択"という「権利」になりえる可能性を
生み出したのだと考えています。
一般的に現在日本で、この単語は「娼婦やアバズレ」等
特に貞操に関して極端にマイナスなイメージを直接連想させる
便利な外来語として使われていますが、
ラテン語圏ではこの種の強い侮辱のニュアンスを意とする場合、
他の単語が使われることが 多いように思います。それよりは
もう少し意地の悪さ(性的な意味も含む)を指すこの単語が
自身の欲に忠実な"チョイス"に対するリスペクトのニュアンスを
含ませるようになったとしても、時代とともに進化する"言語"として
自然なことかもしれません。

意地の汚さ、エゴ、欲の追求、主張、意思表示、識別すること等は
それぞれ全く異なるものであり 、自分で"何が欲しいのか
"リスクを含めて深く理解し、それを選択する"行為に対して、
純粋に敬意を払いたいと思っています。

ということで、上の説明の中では
現代における本当に強い女性の象徴的表現として使用しました。
先入観を除いた一つの単語(概念)の可能性です。

-イメージ(映像)について
「本来文化はルックから生まれるものではなく 、文化と思想から
ルックが自然と生まれてくるもんなんじゃないすか。
でもま逆がありえるってのも、最高におもしろいよね」
みたいな。所謂ひとつのアレ。みたいな。
ギャップといいますか、インダストリアル社会と現代女性とは
切っても切れない関係なんで、着飾ったニューヨーカーが地方の
大型スーパーで浮いてるような滑稽さが好きです。
飾り気もくそも無い現実がクロスする瞬間が一番面白いと思うので。

-ダンスについて
イメージ(視野)とダンス(現象)を切り離す発想自体
普段そのような思考をもたない方にはわけのわからない
話かもわかりませんが、私は全く別物として扱っています。


:フル版について
yuukissさんがフル版の制作をすすめていらっしゃるとの報せをうけて
コレオグラフィのフル版はぜひ
"素材"としての発表ができたらいいと思っています。
(masatakaさんsm7352650の素晴らしい作品を拝見して)
また実験的な内容になりますが、今後もどうぞよろしくお願いします。
※いずれにしても予定でごじゃります。


yu

2009年3月30日月曜日

教えて!!魔法のLyric

直接このページにいらっしゃった方へ
私が"初音ミク"を演じることになった経緯は
こちらのページにまとめてあります。
http://aqwsedrftgyh.blogspot.com/



ふざけた動画説明文から始まりましたが、よろしくお願いします。
yumikoです。


今回は"完成した振付"です。
元々JapanMatsuri用に準備をしていながらも都合により
発表できなかったもので、 一応MMDや踊ってみた等の
次創作に繋がる可能性を考えてつくりました。

意識して振りを付けた曲は全部で2曲あり、
"視聴者が観たいだろう"ものと"女の子が踊りたいだろう"もの
に分けています。


この曲の振付は、
視聴者の目線("踊っている女の子が楽しそうにみえること"、
"応援している女の子にもっと萌えられること"etc...)をポイントにしていて、
最終的に元気いっぱいのローティーンアイドル風に仕上がりました。
(余談ですが、もう一曲はperfumeみたいになってます。)




振付ポイント

曲の頭と間奏あけの4×8はフリータイムです。
どうぞ、オリジナルな解釈で味付けしてみてください。
統一されていない繰り返しの振付は、私がミスっているだけですので
どれかお好みの箇所を繰り返すことをおすすめします(笑)




ご視聴、どうもありがとうございました。

yu
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